室欄・白滝記その38~白滝合宿①~
1年後輩のアサヒ達は夏合宿を白滝で行うことに決めた。
開祖ゆかりの地・白滝である。当然参加した。
開祖と同じ山を見て、同じ空気を吸えることにとても感動した。
まず初日は遠軽合気会・吉野先生の稽古。
夜は高原キャンプ場で五右衛門風呂を初体験。薪割りで盛り上がる。
2日目の朝は早起きして、キャンプ場のアスレチックコースを後輩と二人、大はしゃぎで遊んでいた。子供か!!
しかし、稽古のほうは主将のアサヒが大はりきりで、ひたすら膝行(膝で歩く動き)の稽古をした。
1年生の膝の皮はこれで全滅した。
次にすっちーの指導のもと、ひたすら飛び受け身の技をやる。
この午前の部の稽古には白滝合気会の会長も出席した。
会長は当時50代後半だったか、それでも半日とはいえ、学生の稽古についてきたのである。
この人はやるときはやる人だと思った。この時点では…。
午後は私とタケヒロの受け持ちで、半身半立ちやランニング、道場の拭き掃除までやった。
合気道の稽古で走ったのはこれが最初で最後であった。
夜は白滝合気会の稽古に参加。
ここは子供と初心者しかいなかったので、稽古は楽チン…と思いきや、
「子供達と騎馬戦をやりましょう」と会長が言い出した。子供をおんぶして走り回る部員達。
この日の稽古は足に負担のかかることばかりやったのだ。その後の騎馬戦はきつい。
しかし会長、「次は膝行でやりましょう」
鬼か、あんたは!!あんたも一緒にひたすら膝行やったの知ってるでしょうが。
かくして、今度は子供を負ぶっての膝行。その様子を会長はニコニコ眺めていた。
その後も子供達と遊びまくり、我々はボロ雑巾のようになった。
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