1月15日の稽古
室蘭の鏡開きから帰ってくると、すぐ遠軽の稽古でした。
この日は、わざわざ北見から体験の方がいらしてくださいました!
その方は初めての合氣道がよほど面白かったらしく、私が教える前に自分で考えながら動きを反復していました。
私はそれを否定も肯定もせず、見ていました。
こんなとき、本来なら指導者として何か言うべきなんでしょうが、「楽しんで学ぶ」これこそがあいきのまなびやの志すところです。
私は嬉しくてただ見ていただけでした(ちょっとは指導しました)。
そういえば、戸田先生もそうだったなぁ。
前回、室蘭は研究者のための道場だと書きましたが、それは戸田先生が第一に研究者だからです。
先生は立場上、指導もされますが、先生から何かを得たければ、習う側も研究するしかありません。
最初のうち、先生はその様子をただ黙って、遠巻きに見ています。
やはり否定も肯定もなく。
しかし、ひとたび質問されると、嬉々として教えてくれるのです。
そして、質問に対して答えているときが先生にとっての「稽古」なのかもしれません。
戸田先生はおそらく成り行きで、私は自ら(といっても、やはりほとんど成り行きですが)指導者の道を選びましたが、それ以前にまず研究者であり続けようと思います。
次回の稽古は21日と22日。
22日は15時からになります。
« 室蘭道場の鏡開き | トップページ | 上白滝神社 »
この記事へのコメントは終了しました。
« 室蘭道場の鏡開き | トップページ | 上白滝神社 »
コメント