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2017年2月12日 (日)

合氣道一路

吉祥丸二代道主の半生記であり、戦後合氣道史でもある「合氣道一路」を読み返しています。

合氣道一本の人生を決意するも、とてもそれだけではやっていけなかった時代と環境。

やむを得ず就職しての二足のわらじ生活が、今の私にダブる。

まあ、私は定職にはついてないのですが、就職の誘いを蹴ってるところは同じですね。

この二代道主の並々ならぬ苦労があって、今の私の稽古環境があることには感謝してもしきれません。 

私は目の前の相手に全力で指導するのみです。

ただ稽古し続けることしか、今はできません。

しかし、いまだ数少ない会員たち。

昨夜の稽古は誰も来ず、お休みするしかありませんでした。

一応、連絡のない方の参加や、見学者の可能性もあるので武道館には行きましたが、私にとっても一番楽しみな時間なので、脱力感がハンパなかったです。

「今日はあまりいいことなかったな~」、とも思いましたが、実は誰もいない武道館に行ったことに意味があったのです。

なぜなら、武道館に置いてあるものの、普段は見ることがない雑誌を見る暇ができたからです。

そこには、たまたま田辺の五味田先生の道場のルポ漫画が掲載されていました。

田辺は、言うまでもなく開祖の生誕地であります。

開祖の顕彰会もある重要な合氣道ゆかりの地。

しかし、最後に道場を構えた岩間(笠間)とは違い、合氣道自体が広く普及していたわけではなく、現在の状況は五味田先生はじめ地元の方々の地道な努力のたまもののようです。

誰も来なかったからこそ読むことができたこの漫画から、何かメッセージを感じました。

ゆかりの地は生誕の地・田辺、精神的支柱となる大本教と出会い、初めて道場を構えた綾部、最後に道場を構えた地・笠間、そして北海道開拓のために入植した遠軽(白滝地域)の4市町です(東京もゆかりの地と言えますが)。

その中で、遠軽が最も開祖の滞在年数が短く、また合氣道誕生以前の土地のためか、一番合氣道が普及していない町です。

というか、ほとんど普及していません。

しかし、厳しい開拓生活と白滝発展のための尽力、手掛けた事業の多さを見ると、その滞在期間は他の土地よりも濃密なものであり、白滝で培われた開拓精神が後の開祖の原動力となっている氣がしてなりません。

私が雑誌から受け取ったのは、遠軽の合氣道普及率をゆかりの地に恥じないものにせよとのメッセージ。

これからは、そのために何ができるかを意識していきます。

最後に「合氣道一路」より、開祖の言葉の引用(P168)

「合氣は總て(すべて)氣によるものであります。精神は風波の如きものであります。精神に病氣を起さず、精神が遊びに使って居る力を統一するのが合氣であります。此の世界から病氣を無くすのが合氣の道であります。世の中は總て自我と私慾の念を去れば自由になるのであります。」

次回の稽古は2月18日、19日です。よろしくお願いします。

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