ありがとうの作用
心の中で「ありがとう」と唱えると、技が優しくなる。
余計な力みが抜け、受けは楽に受け身をとれる。
試してみればすぐわかる。
投げる瞬間に「ありがとう」と思うだけでいい(声に出すと、なおいい)。
感情をこめる必要もない。
なぜ、そうなるのだろうか?
おそらく・・・だけど、「ありがとう」の響きは、伝える相手よりも前に自分の体に浸透する。
その響き、波動は体をリラックスさせ、そのリラックスが相手に伝わって技が優しくなる。
・・・ということなのかもしれない。
つまり、人に感謝をするときは、その感謝の言葉をまず自分の体が感じている。
人に感謝するということは、自分自身にも感謝の音を当てること。
そのことに氣がついた。
自分自身にポジティブなイメージを持てない人は、まず他者を敬うことから始めてもいいのかもしれない。
その想いを表現したときに、その言葉は自分の体にも作用する。
結果的に自分を敬うことになる。
ありがとう。皆さんのおかげで氣がつきました。
そして、新しく「ありがとう投げ」という技が生まれました。
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